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心の不調に気付くために|うつ病の初期症状を知っておこう

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増加傾向にある病気

相談

正しい知識を身に付ける

うつ病は誰もが名前を聞いたことのある病気になってきました。一昔前までは本人の責任、弱い人がかかる病気などと言われてきましたがだんだんその偏見も薄れてきています。その理由としてはうつ病になる人が増えているからとも言えます。そしてうつ病での休職などが認められるようになり、うつ病になった人には説明責任が発生します。受け取る側はきちんと理解して正しい配慮をすることが必要です。そういったやり取りがメジャーな病気になった一因でもあります。うつ病はその他の病気と同じです。いつ誰がかかるか分かりません。他人事ではなく、自分自身の身近な問題として受け入れていく必要があるでしょう。うつ病を発症する原因は様々ですが大きなくくりで言うとストレスが大きくかかわってきます。ストレスの多い現代社会に生きている人間にとって避けるのが難しくなってきている病とも呼べるでしょう。しかし原因があったから全ての人が発症するわけではありませんし、発症しても早期に正しい治療を行うことで完治もできます。確かに完治まで長期間かかる場合もありますが一生付き合っていかなくてはならないなどと落ち込む必要はありません。うつ病は自分自身でおかしいなと気付く人もいれば、周りが気付くパターンもあります。自分が気付いた場合は受診なども比較的スムーズですが、周りから言われた時に素直に受け入れられず悪化させてしまうパターンもあります。かたくなになるというのも症状の一つとして挙げられるのであまりに親しい人間が指摘するのではなく、まず専門家に相談してみるなどの対応が好ましいでしょう。うつ病にはたくさんの症状があり、これがあるからそうと決定できないのが難しいところです。一般的に言われているのは気分の激しい落ち込みや思考力が低下してしまう、今まで興味のあったことすら全て投げ出してしまいたくなるような意欲の低下です。生きているとわりと経験しそうなことばかりですが気になるなと感じた時点で受診するように心がけておくと安心です。受診科は精神科、心療内科などになります。比較的遅い時間まで受付しているところも多く、患者の都合にある程度は寄り添ってくれるのが特徴です。しかし初診の場合は曜日や時間がはっきり決まっていることも多いのでまずは受診前に確認の電話を入れておくと安心です。精神科や心療内科を受診する人が増えているため、待ち時間がとても長いこともあります。できれば仕事や家のことは一日お休みするくらいの時間の余裕を持って行くといいでしょう。